先日ね、私の一番弟子と久しぶりに会ったのよ。
彼とはかれこれ5年のつきあいになるね。
たったの5年だけど、今後の彼の飛躍を考えると、頼もしい気持ちで一杯だよ。
私なんかより、断然出来が良い。
名選手、名監督にあらずと言うけど、名監督、名選手にあらずでもある。
私は失敗ばかりして失敗から色々学んだけど、しなくてもいい失敗ってのもある。
それをよく聞いて、理解して、避けて進んでくれるってのは、ありがたい限りだよ。
彼もまだ23とかだから、若者らしく人生なにをしたらいいか分からない、まだそんな年頃で。
色々と経験をしているけど、芯となるモノが欠けている感じ。
本人もそれを分かっていて焦っているんだけど、焦る必要も無いけどなぁ、と横目で見ながら思っていた。
若気の至りってそんなもんだ。
日米のベンチャー企業の違いを彼から聞いた。
また、私自身、思ったことを綴っていこうと思う。
この記事は思索の途中の雑記になる。
読者諸君も同じく思索して欲しい。
アメリカ政府主導でベンチャー企業を推進するプログラムがある。
SBAと呼ばれる部署で、各省庁から金を引っぱってきては、ベンチャーに投資をしている。
この投資先というのが、主に大学出の博士号を持っている人たち。
工学系は勿論のこと、社会学、心理学、教育学など様々な分野にわたり、その分野の特許などを保持している人たちが中心となって、事業を興す。
日本も、アメリカほど活発ではないが、似たようなシステムがある。
学者風情が商いに手を出して、成功するはずがないという風潮があるような気もする。
たしかに、アメリカのトロフィースクールと呼ばれるトップ大学のビジネススクールの生徒は生き馬の目を抜く様な眼をしていて、いかにも、という雰囲気を出していた。
そんな世界に、好奇心旺盛の眼をした学者が入っていったら、眼を抜かれてしまうのも、わからないでもない。
ベンチャーというと、フェイスブックを思い浮かべる人が今のご時世多いだろう。
ウェブサービスを提供する会社だ。
昨今のITベンチャーブームは、特許保持者が始めるより、アイディア
保持者が具現化している所がある。
特許もアイディアなんだが、日本の場合社会科学での博士に金を出している連中はアメリカと比べて少ない。
また、工学系の博士は、そのまま日本のメーカーへと流れていく。
ここが、アメリカと日本の大きな違いではないだろうか。
現在のソフトウェア全盛の時代の少し前、ハードウェアの時代を振り返ってみる。
そうすると、アメリカのフェアチャイルドやらインテルやらのシリコンバレーのスタートアップをしていた時代に、日本ではメーカーが社内の研究所で開発を進めていた。
アメリカで研究開発をしていたのは博士号所持者だったが、日本のメーカーで研究開発をしていたのは博士号所持者ではない。
ここが、一つの大きなミソだ。
批判的思考とは何か、という拙著の記事を思い出してもらいたい。
日本の大学では全く問題にされていない課題であり、さらに日本の大学出の人たちが就職するために受ける試験でも、問題にされてはいない。
彼らが課題として課されるのは、決められた事を与えられた時間内で素早く正確に答えることであり、答えのない問題を考え続けることではない。
答えのない問題を考え続けること。
実はこれ、アメリカでは、大学で教えられるんです。
そして、アメリカでは、答えのない問題を考え続けることは、一部の学者のような知的な人たちだけがやってるんです。
何故なら、彼ら学者は、そう訓練されたからです。
それ以外の人たちは、そんな事しないのです。
研究開発に答えはありませんから、答えを見つけ出さないといけません。
そんなの、実は、みんな出来るはずなんですよ。
実際にやってきたのが、日本ではないでしょうか。
だから、博士なんか取って学者なんかにならなくても、研究開発の仕事が出来るようになる。
そして、批判的思考なんかも、導入する必要がなかった。
日本では、学者とは、ただの物知りです。
彼らが独自の論点を主張するのをあまり見たことがありません。
主任やら先輩やら恩師やら孔子やらが言ったことを暗記して、必要に応じて思い出す人たちです。
クイズ番組に出てくるインテリさんたちもそうでしょう。
いや、もちろん、立派な学者さんも日本にはいますよ。
理化学研究所とかに。
だけど、私は、日本にいる物知りなだけの学者というのが、アメリカにいるのか、と思ったんですよ。
アメリカという国の教育を見る限り、物知りを作る事に重点を置いていない。
また、日本という国の教育を見る限り、独自の論点や主張という事に重点を置いていない。
独自の論点や主張がなく、過去の繰り返しでは、イノベーションは出てこない。
温故知新とは、新しい気づきだが、その新しい気づきの芽を伸ばしてこそのイノベーションだ。
答えのない問題を考えるにあたって、知識量が多い方が良いとは思うが、ただの物知りになっては駄目なのだろう。
2016年2月17日水曜日
2016年2月16日火曜日
ある日のシアトル
闇雲に歩くと今年一番の冬のにおいを感じた。
ワシントン大学からブロードウェーまでは坂道をのぼる。
高速の入り口があって、交通量が結構おおい。
その坂をのぼって、消防署の前を通り、公園の横を通り過ぎる。
この公園はアメリカに来たばかりの頃、タバコをサウジアラビア人からもらってチェーンスモーキングをして、ヤニクラでゆっくりしていった公園であった。
この公園でゆっくりした後、ホームステイ先まで歩いて帰ったのを思い出した。
本当に苦しかった。
そして少し歩くと、豪邸みたいな屋敷の横を歩き、教会を複数ぬけ、見晴らしの良いところを抜けて、まだまだ続く緩やかな坂を歩いていき、ようやくブロードウェーにたどり着くのだ。
ブロードウェーの始まりはカフェ、映画館、日本食、銀行で始まり、タイ料理タバコ屋ギリシャ料理云々。
再開発で大分変わってしまったなぁ。
前から歩いてくる、眼鏡をかけたひげを生やした白人の如何にも中産階級という労働者はタバコを旨そうにのんでいた、
学生街とは違い、ここではタバコは普通のものに感じられる。
スーパーの前で小銭を求められても、困りますよ。
いぬかわええなぁ。
新聞はいりません。
おっ、ベトナム人の集団だ。
ディックスハンバーガーでゲイのカップルの口論。
黒人のおじさんがホームレスに好きなだけ食えって言ってハンバーガーをおごってた。
大学で用事をすませて、外にでる。
チェーンスモーキングをした広場でゆっくりしていこうと思ったら、オキュパイシアトル、っていうね。
相変わらず極左な大学だなぁ、としみじみ。
ピザを食ってると99%の人がいた。
俺はどっちなんだろう。
ピザ食べるかい?と誘われても、困りますよ。
すこし話すと、別に悪い人でもない。
お金持ちが全てを奪うのはおかしい!って。
話してるとバスが通り過ぎた。
なるほどね。こういう時はあるもんだ。
歩いて家に帰った。
ワシントン大学からブロードウェーまでは坂道をのぼる。
高速の入り口があって、交通量が結構おおい。
その坂をのぼって、消防署の前を通り、公園の横を通り過ぎる。
この公園はアメリカに来たばかりの頃、タバコをサウジアラビア人からもらってチェーンスモーキングをして、ヤニクラでゆっくりしていった公園であった。
この公園でゆっくりした後、ホームステイ先まで歩いて帰ったのを思い出した。
本当に苦しかった。
そして少し歩くと、豪邸みたいな屋敷の横を歩き、教会を複数ぬけ、見晴らしの良いところを抜けて、まだまだ続く緩やかな坂を歩いていき、ようやくブロードウェーにたどり着くのだ。
ブロードウェーの始まりはカフェ、映画館、日本食、銀行で始まり、タイ料理タバコ屋ギリシャ料理云々。
再開発で大分変わってしまったなぁ。
前から歩いてくる、眼鏡をかけたひげを生やした白人の如何にも中産階級という労働者はタバコを旨そうにのんでいた、
学生街とは違い、ここではタバコは普通のものに感じられる。
スーパーの前で小銭を求められても、困りますよ。
いぬかわええなぁ。
新聞はいりません。
おっ、ベトナム人の集団だ。
ディックスハンバーガーでゲイのカップルの口論。
黒人のおじさんがホームレスに好きなだけ食えって言ってハンバーガーをおごってた。
大学で用事をすませて、外にでる。
チェーンスモーキングをした広場でゆっくりしていこうと思ったら、オキュパイシアトル、っていうね。
相変わらず極左な大学だなぁ、としみじみ。
ピザを食ってると99%の人がいた。
俺はどっちなんだろう。
ピザ食べるかい?と誘われても、困りますよ。
すこし話すと、別に悪い人でもない。
お金持ちが全てを奪うのはおかしい!って。
話してるとバスが通り過ぎた。
なるほどね。こういう時はあるもんだ。
歩いて家に帰った。
2016年2月15日月曜日
人類学アレコレ
人類学の大前提は人に変わりなしという、平等主義にもとれる発想だ。
私と彼は違う。
一緒にするなと個性を追い求めてる人は言うかもしれないが、やはり大して変わらない。
先日、田園調布に自転車で行ってきた。
東京の高級住宅街に古墳があるというからおもしろいものだ。
古墳の横には小さな博物館があるという、是非とも見に行きたいと思い、自転車で多摩川の土手を走りカメラを持って行った。
自転車のチェーンの鍵を忘れるという失態を犯したものの、博物館の玄関の前に自転車を置き、受付の人に頼んで、監視してもらった。
小さな博物館だった。
博物館の中には、関東圏の古墳から発掘された物を展示してあった。
武器に装身具、当時の生活形態、そして埴輪。(土偶じゃないよ)
多摩川の下流域にあたる、このあたりは、多摩川の潤沢な水資源と、肥沃な大地があり、5世紀頃には上野毛国という大きな集落があったと、日本書紀には記されている。
関東圏には他にも国があり、勢力抗争は絶たなかった、という。
傲慢な王に反対する勢力が大和朝廷に泣きつき、連合軍として王を追い出し、関東圏は大和朝廷の支配下に入ったと日本書紀には記されているそうな。
史記には様々な人間が登場してくる。
その多くは王国の王様であったり、その親類であったり、武官文官であったりする。
ある者は王と親類を殺し、自らが王であると名乗り。
ある者は殺された者を思い、復讐に燃え。
ある者はたとえ主君が暴君であっても、忠義を尽くし。
ある者は暴君をいさめたがために、王に殺される。
ある者は仁政に主眼をおいて、国を富ませ。
ある者は仁政を敷く王に忠義を尽くし。
ある者は道楽にうつつを抜かし、政を忘れ国を荒廃させ。
ある者は王様を手玉にとる。
死ぬまでの時間つぶしをただただするだけだ。
自分にとっての最良の方法で。
蚊に刺されてかゆいと感じる事は、不快であり、それを掻くことが最良な方法だ。
そしてかきむしって血が出れば、快楽はまた不快に変わる。
将に来たらんとする事態を自らの意思で避けるのか、それとも知らずに苦しみを味わうのか。
長い目で見たときに、かきむしることは得策ではない。
一時の感情に身を任せるということは危険をはらんでいる。
しかし感性はどうすることもできない。
理性は意思に関わる。
理性は感性を必要とする。
理性だけでは社会は成り立てない。
私は厭世家と思われるだろう人間だが、私は問いたい。
明日、君は時間つぶしに飽いた人が時計を早めるのを見る。
君は理性で押し切るのだろうか、感性に流されるのだろうか。
両方のバランスなのだろう。
人間とは、不思議なモノだ。
理性のベースに感性がある。
このことを忘れてはならない。
人間とは、不思議なモノだ。
理性のベースに感性がある。
このことを忘れてはならない。
2016年2月14日日曜日
とある冬の平日
そう、僕はニート。
平日が休日さ。
昨日は今年80になる伯母さんの家に行って、52になるひきこもりの従兄と話してね。
世相の事を話したり、なんなり。
年寄りと話すのは楽しい。
水曜日にこれといってすることもなかったから、泊まって。
今日は昼間に西武園に一人で行ってきたってわけよ。
所沢に向かう電車は当たり前だけど空いてて、中庸読んでたんだけど、周り観たら可愛い女子なんていないから、窓の外に目がいってね。
田舎でごんすなーって都会育ちの俺は思っちゃった。
田舎っていっても、アレよ。
何もない訳じゃないのよ。
一戸建ての家があって、細い路地があって、畑があって。
高いビルなんてありやしない。
所沢の駅で乗り換えでね。
降りたら、田舎の空気を感じたよね。
駅の周りには高いビルはあるんだけど、ネオンで装飾されてるわけでもなく、若干汚くなった白いビルがチラホラあってさ。
所沢で電車乗り換えて、東村山でまた乗り換え。
西武園行きの電車はガラガラ。
50以降の小父さんがチラホラいて、制服来た小学生のガキが車内で鬼ごっこ。
西武園に着いたら、目的地を確認。
そう、競輪場よ。
平日の昼間に賭博。
やってるヤツを観にね。
駅から出ると、目の前に競輪場。
空気がおかしい。
ガラが悪いっていうか、なんていうか、殺伐としてる。
競輪場から出て駅に向かう小父さんたちは、イライラしてる感じでタバコふかしてるありさまよ。
入場料は無料。
ゲートの前には白い服きた二人のお姉さんがいらっしゃいませーって言いながら、二人で雑談よ。
中に入ったら、結構ガラガラだけど、結構人居る。
短気そうな小父さん達が、新聞とスクリーンのにらめっこしててね。
そうこうしているうちに、レースが始まりますっていうアナウンスがあって、カメラ取り出したら、警備員の小父さんがお客さん撮影禁止ですって言ってきてね。
撮影禁止なんてどこにも書いてねーじゃねーか。禁止事項は動物の持ち込みと酒飲んで暴れることとペットの持ち込みと暴力団員じゃねーかって思ったんだけど、大人しくカメラしまって、レース開始。
テキパキとレースが始まって。
気がついたら、小父さん達は見やすいポジションにみんな移動しててね。
残り一周の鐘がカーンカーンカーンカーンカーンカーンカーンって鳴ってさ。
出場者が前を通ったときに、一人の小父さんがヤジ飛ばしてね。
「がんばれよー」だってさ。
ゴールした瞬間、小父さん達移動開始。
さっさと場外出てタバコに火を付けて、駅に向かっていく人もいれば、駐車場向かったり。
あー、掛け金ゼロだwwなんて思いながら、俺も外出てさ。
写真取れないなら、いみないじゃん。
かといって、そのまま帰るのもシャクだから、外ぶらぶら歩いたのよ。
西武園には遊園地もあってさ。
観覧車とかジェットコースターとかあるんだけど、人っ子一人居ないのよ。
で、うーわ、寂れすぎでしょ。
って思ったら、今日は休園日なんだってさ。
休園日の遊園地は、なんか鉄骨が無造作に置いてある、寂しい空間でさ。
そこにいるのは、大人のような子供っていうか、子供っていうかおっさんだけだわ、って思ったらなんだか悲しくなっちゃって、そのまま多摩湖まで歩いて、でも、駅は結局競輪場の前だから、歩いて戻ってさ。
駅に戻って始発の電車に座って待ってたら、小父さんたち一杯きてね。
あ、そうか、丁度最終レース終わったのか。なんて納得してたら、軽い朝のラッシュ並の乗車率。
しかも、ほとんどおっさん。
タバコと酒臭いおっさん。
良い身なりしてるおっさんゼロ
会話聞いてると、第10レースまでは3000円あったんだけどなぁ。
だとか、アレは惜しかった。
だとか、下らない話でゲラゲラ笑ってる有様よ。
だって酔ってるんだから。
ここに可愛い女性一人いたら、痴漢とかありえるぜ。って思っちゃうくらいの、おっさんたちよ。
年取って、することないのかな。
ギャンブルが楽しいというよりか、なんていうかね。
西部すげーっていうか、ギャンブルすげーっていうか。
ニートっていうか、なんていうか。
あはれだなぁ。
平日が休日さ。
昨日は今年80になる伯母さんの家に行って、52になるひきこもりの従兄と話してね。
世相の事を話したり、なんなり。
年寄りと話すのは楽しい。
水曜日にこれといってすることもなかったから、泊まって。
今日は昼間に西武園に一人で行ってきたってわけよ。
所沢に向かう電車は当たり前だけど空いてて、中庸読んでたんだけど、周り観たら可愛い女子なんていないから、窓の外に目がいってね。
田舎でごんすなーって都会育ちの俺は思っちゃった。
田舎っていっても、アレよ。
何もない訳じゃないのよ。
一戸建ての家があって、細い路地があって、畑があって。
高いビルなんてありやしない。
所沢の駅で乗り換えでね。
降りたら、田舎の空気を感じたよね。
駅の周りには高いビルはあるんだけど、ネオンで装飾されてるわけでもなく、若干汚くなった白いビルがチラホラあってさ。
所沢で電車乗り換えて、東村山でまた乗り換え。
西武園行きの電車はガラガラ。
50以降の小父さんがチラホラいて、制服来た小学生のガキが車内で鬼ごっこ。
西武園に着いたら、目的地を確認。
そう、競輪場よ。
平日の昼間に賭博。
やってるヤツを観にね。
駅から出ると、目の前に競輪場。
空気がおかしい。
ガラが悪いっていうか、なんていうか、殺伐としてる。
競輪場から出て駅に向かう小父さんたちは、イライラしてる感じでタバコふかしてるありさまよ。
入場料は無料。
ゲートの前には白い服きた二人のお姉さんがいらっしゃいませーって言いながら、二人で雑談よ。
中に入ったら、結構ガラガラだけど、結構人居る。
短気そうな小父さん達が、新聞とスクリーンのにらめっこしててね。
そうこうしているうちに、レースが始まりますっていうアナウンスがあって、カメラ取り出したら、警備員の小父さんがお客さん撮影禁止ですって言ってきてね。
撮影禁止なんてどこにも書いてねーじゃねーか。禁止事項は動物の持ち込みと酒飲んで暴れることとペットの持ち込みと暴力団員じゃねーかって思ったんだけど、大人しくカメラしまって、レース開始。
テキパキとレースが始まって。
気がついたら、小父さん達は見やすいポジションにみんな移動しててね。
残り一周の鐘がカーンカーンカーンカーンカーンカーンカーンって鳴ってさ。
出場者が前を通ったときに、一人の小父さんがヤジ飛ばしてね。
「がんばれよー」だってさ。
ゴールした瞬間、小父さん達移動開始。
さっさと場外出てタバコに火を付けて、駅に向かっていく人もいれば、駐車場向かったり。
あー、掛け金ゼロだwwなんて思いながら、俺も外出てさ。
写真取れないなら、いみないじゃん。
かといって、そのまま帰るのもシャクだから、外ぶらぶら歩いたのよ。
西武園には遊園地もあってさ。
観覧車とかジェットコースターとかあるんだけど、人っ子一人居ないのよ。
で、うーわ、寂れすぎでしょ。
って思ったら、今日は休園日なんだってさ。
休園日の遊園地は、なんか鉄骨が無造作に置いてある、寂しい空間でさ。
そこにいるのは、大人のような子供っていうか、子供っていうかおっさんだけだわ、って思ったらなんだか悲しくなっちゃって、そのまま多摩湖まで歩いて、でも、駅は結局競輪場の前だから、歩いて戻ってさ。
駅に戻って始発の電車に座って待ってたら、小父さんたち一杯きてね。
あ、そうか、丁度最終レース終わったのか。なんて納得してたら、軽い朝のラッシュ並の乗車率。
しかも、ほとんどおっさん。
タバコと酒臭いおっさん。
良い身なりしてるおっさんゼロ
会話聞いてると、第10レースまでは3000円あったんだけどなぁ。
だとか、アレは惜しかった。
だとか、下らない話でゲラゲラ笑ってる有様よ。
だって酔ってるんだから。
ここに可愛い女性一人いたら、痴漢とかありえるぜ。って思っちゃうくらいの、おっさんたちよ。
年取って、することないのかな。
ギャンブルが楽しいというよりか、なんていうかね。
西部すげーっていうか、ギャンブルすげーっていうか。
ニートっていうか、なんていうか。
あはれだなぁ。
2016年2月13日土曜日
愛し合い 哀たしかめる 恋試合
世の人は私を厭世家と言うだろう。
表面見て判断するなら、存分に厭世家だ。
渋谷を歩いてるギャルを見ていると、ほとんどがAV女優に見えてくるし
バレンタイン商戦を見ていると
愛し合い
哀たしかめる
恋試合
と一句出来てしまった。
小父様と若者がごった返す夜のマクドナルドでメシを食ってるとベジタリアンになった友達を思い出した。
生きるために他を殺す、というごく普通なありふれた事に辟易としてるだけなのだ。
次はお前が殺すばんだし、殺されるかもしれない。
悲しいことだ。
それを厭世家というのかな。
歯向かったら殺されるし、歯向かわなかったら餓死。
一緒になって殺すしかない。
理性的なしごく真っ当な解答ではないだろうか。
しかし、お肉はおいしい。
ベジタリアンになった左翼の彼女は一体どんなバレンタインデーを過ごすのだろうか?
リベラルとか、社会のためとかほざいてもさ、一緒じゃん。
ほほえみもとまどいも意味をなくしていく。
すべては明日のため。
それでいいのだろうか。
感情ってなんだい。
邪魔な物でしかないじゃないか。
わからないなぁ。
理性的に行動して後悔することってあるじゃん。
理性的に行動したのにもかかわらずね。
表面見て判断するなら、存分に厭世家だ。
渋谷を歩いてるギャルを見ていると、ほとんどがAV女優に見えてくるし
バレンタイン商戦を見ていると
愛し合い
哀たしかめる
恋試合
と一句出来てしまった。
小父様と若者がごった返す夜のマクドナルドでメシを食ってるとベジタリアンになった友達を思い出した。
生きるために他を殺す、というごく普通なありふれた事に辟易としてるだけなのだ。
次はお前が殺すばんだし、殺されるかもしれない。
悲しいことだ。
それを厭世家というのかな。
歯向かったら殺されるし、歯向かわなかったら餓死。
一緒になって殺すしかない。
理性的なしごく真っ当な解答ではないだろうか。
しかし、お肉はおいしい。
ベジタリアンになった左翼の彼女は一体どんなバレンタインデーを過ごすのだろうか?
リベラルとか、社会のためとかほざいてもさ、一緒じゃん。
ほほえみもとまどいも意味をなくしていく。
すべては明日のため。
それでいいのだろうか。
感情ってなんだい。
邪魔な物でしかないじゃないか。
わからないなぁ。
理性的に行動して後悔することってあるじゃん。
理性的に行動したのにもかかわらずね。
感情で人生を棒に振る人も多い。
カジノでギャンブルに本気を出している人たちを見ていて思う。
競輪場、競馬場で本気を出している人も多いことだろう。
理性的に考えて、ギャンブルをやるのは、ハイリスクハイリターンな行為だ。
ギャンブルで財をなす人は数限られている。
しかし、夢を見てギャンブルをする。
面白いことに、私の知る限り、ギャンブルにはまる男達は、なぜかナンパをしない。
ナンパより、ギャンブルのほうが好きなようだ。
ナンパのほうがリスクが低いし、リターンが大きいと思うんだよなぁ。
そんなことを、永山則夫(死刑囚)の手記を読みながら思う。
2016年2月12日金曜日
愛あらずにあらず、愛なきなり
電話がなった。
ビクビクしながら、画面を見た。
なんのことはない、メールだ。
安心しながら、メールを開いた。
送信元は携帯会社。新規サービスの広告メールだ。
うるせーな、と思いつつ、返信する必要もない事に安堵しつつトイレにむかった。
この前外に出たのはいつだったろうと、便器の上で数えた。
三日前かな、いや、今日は何日だ。と携帯を取り出し確認した。
五日前だった。
しかし、そんなことなど、なんの意味をなさない。
外の世界の事なぞ、無関係なのだ。
無関係であって欲しいのだ。
数日前にもらったメールに返信していないことを思い出した。
なんて嘘をつこう。
頭をかきながら、黄色い水を流してトイレを出た。
メールを無視する時間が長くなるにつれて、たかだか返信するという行為に必要な勇気が大きくなる。
寝てたと言うには流石に寝過ぎだ。
このままいっそ死んでしまおうか。
暗い静かな部屋のベッドの上で、外の世界と独りで戦った。
風邪を引いていた、という無難な嘘が脳裏をよぎる。
心配される事ですら重荷になる。
返信しようと心に決めて、携帯を開く。
白い画面が、暗い部屋で彼女の疲れた顔を照らした。
ここ数日ろくに食べてもいない。
家にはなにもない。
外に出なければならない。
とりあえず、シャワーを浴びよう。
そう思い、携帯を閉じた。
シャワーを浴びている最中に何か思い浮かぶかもしれない。
そう願い、風呂場に向かった。
カミソリで体の毛を剃る。
そのとき、一つの解決法を見つけた。
このまま死んでしまうと言うことだ。
無視してそり続けた。
結局なにも思い浮かばなかった。
フラフラした足取りで頭を拭きながら、願うように冷蔵庫を開けた。
なにも無い。
それが現実だ。
ベッドの上に放置した携帯が光っていた。
ビクビク、そしてワクワクしながら、携帯を開けた。
不在着信1。
別れた男だった。
やる気がなくなった。
ベッドの上に腹ばいになった。
なにやってるんだろう。こんなところで。
ため息がでた。
換気扇の音が部屋に響いていた。
腹が鳴った。
そうだった、食べ物を得るために外に出るんだった。
コンビニまで歩いて7分。
化粧もする必要もない。
ジャージを着て、財布を探した。
別れた男からもらった、ビトンの鞄の中にあるはずだ。
脱ぎ散らかした服の中から鞄を出して財布と鍵を取り出した。
財布の中を見てみると、お守りとしてお母さんからもらった5円しか入ってなかった。
ご縁がありますように・・・・か。
そう独り言をつぶやいた。
泣きそうになった。
事実、涙が一筋だけこぼれていった。
まいったなぁ。
金が無ければ腹はふくれない。
どうすることもできない。
ため息が出た。
メールを返信しようと思った。
しかし、金が無いから貸してくれ、と言うのか。
ご飯食べよう。か?
どうしよう。
彼女はまた頭をかいた。
そうこしてたら、電話が鳴った。
友達からだ。
急いで出た。
大丈夫?連絡つかないから心配したよ-。
明るい声が彼女を泣かした。
デニーズに20分後落ち合うという約束をして、彼女は家を出た。
ビクビクしながら、画面を見た。
なんのことはない、メールだ。
安心しながら、メールを開いた。
送信元は携帯会社。新規サービスの広告メールだ。
うるせーな、と思いつつ、返信する必要もない事に安堵しつつトイレにむかった。
この前外に出たのはいつだったろうと、便器の上で数えた。
三日前かな、いや、今日は何日だ。と携帯を取り出し確認した。
五日前だった。
しかし、そんなことなど、なんの意味をなさない。
外の世界の事なぞ、無関係なのだ。
無関係であって欲しいのだ。
数日前にもらったメールに返信していないことを思い出した。
なんて嘘をつこう。
頭をかきながら、黄色い水を流してトイレを出た。
メールを無視する時間が長くなるにつれて、たかだか返信するという行為に必要な勇気が大きくなる。
寝てたと言うには流石に寝過ぎだ。
このままいっそ死んでしまおうか。
暗い静かな部屋のベッドの上で、外の世界と独りで戦った。
風邪を引いていた、という無難な嘘が脳裏をよぎる。
心配される事ですら重荷になる。
返信しようと心に決めて、携帯を開く。
白い画面が、暗い部屋で彼女の疲れた顔を照らした。
ここ数日ろくに食べてもいない。
家にはなにもない。
外に出なければならない。
とりあえず、シャワーを浴びよう。
そう思い、携帯を閉じた。
シャワーを浴びている最中に何か思い浮かぶかもしれない。
そう願い、風呂場に向かった。
カミソリで体の毛を剃る。
そのとき、一つの解決法を見つけた。
このまま死んでしまうと言うことだ。
無視してそり続けた。
結局なにも思い浮かばなかった。
フラフラした足取りで頭を拭きながら、願うように冷蔵庫を開けた。
なにも無い。
それが現実だ。
ベッドの上に放置した携帯が光っていた。
ビクビク、そしてワクワクしながら、携帯を開けた。
不在着信1。
別れた男だった。
やる気がなくなった。
ベッドの上に腹ばいになった。
なにやってるんだろう。こんなところで。
ため息がでた。
換気扇の音が部屋に響いていた。
腹が鳴った。
そうだった、食べ物を得るために外に出るんだった。
コンビニまで歩いて7分。
化粧もする必要もない。
ジャージを着て、財布を探した。
別れた男からもらった、ビトンの鞄の中にあるはずだ。
脱ぎ散らかした服の中から鞄を出して財布と鍵を取り出した。
財布の中を見てみると、お守りとしてお母さんからもらった5円しか入ってなかった。
ご縁がありますように・・・・か。
そう独り言をつぶやいた。
泣きそうになった。
事実、涙が一筋だけこぼれていった。
まいったなぁ。
金が無ければ腹はふくれない。
どうすることもできない。
ため息が出た。
メールを返信しようと思った。
しかし、金が無いから貸してくれ、と言うのか。
ご飯食べよう。か?
どうしよう。
彼女はまた頭をかいた。
そうこしてたら、電話が鳴った。
友達からだ。
急いで出た。
大丈夫?連絡つかないから心配したよ-。
明るい声が彼女を泣かした。
デニーズに20分後落ち合うという約束をして、彼女は家を出た。
2016年2月11日木曜日
大人の二乗
イヤフォン付けて電車で座ってると
女学生が二人乗ってきた。
会話はあいにく聞こえない。
二人とも似たような格好して、似たような髪の色にして、広告の北川ケイコみたいな化粧して。
対面に座っている、結婚式の披露宴でも参加するかのような格好をしている、黒で統一された濃いテカテカグレーの靴を履いた、30代の女性の控えた美しさが対照的だった。
そういえば、今日の国立科学博物館はキタネーオヤジとウルセーガキと綺麗なママで一杯だったなぁ。
コンピューター博物館に行こうと思ったら、日本にないんだってな。
ってことで、コンピューターコーナーがあるってネットに書いてあったから、上野の博物館に足を運んだって訳よ。
そしたらさ、今日からインカマチュピチュ展じゃない。
いやー、もう文系はねぇ。
って思いながら1400円払って中に入った。
まぁミーハーよ。
インカ帝国の興亡。
山脈に棚田を作り水路を造り民を食わせ他民族を侵略し従わせ。
侵略され滅んだ文明。
文字を持たない人々。
彼らが書いた小説でもあったら是非とも読んでみたい。
戦争を起こし、他民族を侵略した王。
スペイン人に殺された王。
釈尊はなかなか鋭い事を言ったもんだ。
諸行無常
是生滅法
生滅滅已
寂滅為楽
いやいや、こんなものを見に来たのではない。
コンピューターの未来に対するヒントはないかと、思って来たのだ。
電子計算機は作業を効率化させた。
それにより社会はさらに加速する。
40年ほど前に国鉄に大型のコンピューターが導入され、座席予約システムが構築された。
これにより便利に、そして素早く予約が出来るようになった、という。
なるほど、って。40年前かよ。
ふむぅぅぅ。
コンピューターの未来か。
しかし、まぁ、コンピューターコーナーは狭いなぁ。
工作機械やら、人工衛星やら、江戸時代の科学資料やら、零戦やらおいてはあるが、これだけか。
国産自動車のオートモの設計図がおいてある。
見る。
意味がわからないが、親父の話とかみ合わせて落ち着いて見れば、わかるぞ。
これは後輪駆動部のデフで、これはシャフトだな。
そーすると、これがトランスミッションで、そこから一本の棒が座席の横にあるわけだ。
なるほど。
内燃機関をつんだ車の構造は進化してないんだな。
大衆化はしたけど、車の過去と過去から見る現在はさして変わってないんだな。
そこに入るのが電気自動車か。
車という用途は変わっていない。
コンピューターの用途は多岐にわたる。
コンピューターの未来か。
電車の隣が一席あいたので、そのうちの一人が座る。
あいにく会話は聞こえない。
曲が終わったタイミングで会話が耳に入った。
「でさ、ミカ何て答えたと思う?」
「なんて?」
「大人の事情だ、って。」
笑いが吹き出しそうになって、堪えた。
お前も大人だろ。おい。
子供なのか?
あ?
いや、大人ぶってたいんだろうな。
体は大人なのによ。
大人なのによ。
会話がなかなかバカらしくて面白いぞ。
頑張って聞くことにした。
「んで、彼女のパパ頭良いらしくて。青学出て不動産はじめたんだって」
「すごいねー」
「アオガクよアオガク」
またしても笑いそうになった。
アオガクで頭が良いとか言っちゃうんだから、たぶん余程のバカなんだろう。
顔は絶対にニヤニヤしている。
聞かないようにつとめた。
これこそ大人の事情である。
女学生が二人乗ってきた。
会話はあいにく聞こえない。
二人とも似たような格好して、似たような髪の色にして、広告の北川ケイコみたいな化粧して。
対面に座っている、結婚式の披露宴でも参加するかのような格好をしている、黒で統一された濃いテカテカグレーの靴を履いた、30代の女性の控えた美しさが対照的だった。
そういえば、今日の国立科学博物館はキタネーオヤジとウルセーガキと綺麗なママで一杯だったなぁ。
コンピューター博物館に行こうと思ったら、日本にないんだってな。
ってことで、コンピューターコーナーがあるってネットに書いてあったから、上野の博物館に足を運んだって訳よ。
そしたらさ、今日からインカマチュピチュ展じゃない。
いやー、もう文系はねぇ。
って思いながら1400円払って中に入った。
まぁミーハーよ。
インカ帝国の興亡。
山脈に棚田を作り水路を造り民を食わせ他民族を侵略し従わせ。
侵略され滅んだ文明。
文字を持たない人々。
彼らが書いた小説でもあったら是非とも読んでみたい。
戦争を起こし、他民族を侵略した王。
スペイン人に殺された王。
釈尊はなかなか鋭い事を言ったもんだ。
諸行無常
是生滅法
生滅滅已
寂滅為楽
いやいや、こんなものを見に来たのではない。
コンピューターの未来に対するヒントはないかと、思って来たのだ。
電子計算機は作業を効率化させた。
それにより社会はさらに加速する。
40年ほど前に国鉄に大型のコンピューターが導入され、座席予約システムが構築された。
これにより便利に、そして素早く予約が出来るようになった、という。
なるほど、って。40年前かよ。
ふむぅぅぅ。
コンピューターの未来か。
しかし、まぁ、コンピューターコーナーは狭いなぁ。
工作機械やら、人工衛星やら、江戸時代の科学資料やら、零戦やらおいてはあるが、これだけか。
国産自動車のオートモの設計図がおいてある。
見る。
意味がわからないが、親父の話とかみ合わせて落ち着いて見れば、わかるぞ。
これは後輪駆動部のデフで、これはシャフトだな。
そーすると、これがトランスミッションで、そこから一本の棒が座席の横にあるわけだ。
なるほど。
内燃機関をつんだ車の構造は進化してないんだな。
大衆化はしたけど、車の過去と過去から見る現在はさして変わってないんだな。
そこに入るのが電気自動車か。
車という用途は変わっていない。
コンピューターの用途は多岐にわたる。
コンピューターの未来か。
電車の隣が一席あいたので、そのうちの一人が座る。
あいにく会話は聞こえない。
曲が終わったタイミングで会話が耳に入った。
「でさ、ミカ何て答えたと思う?」
「なんて?」
「大人の事情だ、って。」
笑いが吹き出しそうになって、堪えた。
お前も大人だろ。おい。
子供なのか?
あ?
いや、大人ぶってたいんだろうな。
体は大人なのによ。
大人なのによ。
会話がなかなかバカらしくて面白いぞ。
頑張って聞くことにした。
「んで、彼女のパパ頭良いらしくて。青学出て不動産はじめたんだって」
「すごいねー」
「アオガクよアオガク」
またしても笑いそうになった。
アオガクで頭が良いとか言っちゃうんだから、たぶん余程のバカなんだろう。
顔は絶対にニヤニヤしている。
聞かないようにつとめた。
これこそ大人の事情である。
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