2016年2月16日火曜日

ある日のシアトル

闇雲に歩くと今年一番の冬のにおいを感じた。
ワシントン大学からブロードウェーまでは坂道をのぼる。
高速の入り口があって、交通量が結構おおい。
その坂をのぼって、消防署の前を通り、公園の横を通り過ぎる。
この公園はアメリカに来たばかりの頃、タバコをサウジアラビア人からもらってチェーンスモーキングをして、ヤニクラでゆっくりしていった公園であった。
この公園でゆっくりした後、ホームステイ先まで歩いて帰ったのを思い出した。
本当に苦しかった。
そして少し歩くと、豪邸みたいな屋敷の横を歩き、教会を複数ぬけ、見晴らしの良いところを抜けて、まだまだ続く緩やかな坂を歩いていき、ようやくブロードウェーにたどり着くのだ。
ブロードウェーの始まりはカフェ、映画館、日本食、銀行で始まり、タイ料理タバコ屋ギリシャ料理云々。

再開発で大分変わってしまったなぁ。

前から歩いてくる、眼鏡をかけたひげを生やした白人の如何にも中産階級という労働者はタバコを旨そうにのんでいた、
学生街とは違い、ここではタバコは普通のものに感じられる。
スーパーの前で小銭を求められても、困りますよ。
いぬかわええなぁ。
新聞はいりません。
おっ、ベトナム人の集団だ。
ディックスハンバーガーでゲイのカップルの口論。
黒人のおじさんがホームレスに好きなだけ食えって言ってハンバーガーをおごってた。

大学で用事をすませて、外にでる。
チェーンスモーキングをした広場でゆっくりしていこうと思ったら、オキュパイシアトル、っていうね。
相変わらず極左な大学だなぁ、としみじみ。
ピザを食ってると99%の人がいた。
俺はどっちなんだろう。
ピザ食べるかい?と誘われても、困りますよ。
すこし話すと、別に悪い人でもない。
お金持ちが全てを奪うのはおかしい!って。

話してるとバスが通り過ぎた。
なるほどね。こういう時はあるもんだ。
歩いて家に帰った。

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