2016年2月3日水曜日

温もりを求めて集う夜の蟲

寒いわね。
いやー、季節の変わり目の頃ですね。
もう、この間夏の始まりかなーって思ったら、もうお終いですね。
皆様いかがおすごしでしょうか。

季節の変わり目と言っても、昼間は暑いですね。
パーカー着るには暑いけど、Tシャツ一枚じゃ屋内は寒いって事多いですよね。
だから、黄色いシャツ着て散歩しとったとですよ。
そしたらねー、乳母車に乗った1歳くらいの金髪白人の子がこっちを指さしながら、「アイヤー」って言って。
耳を疑いました。
あんなに純粋そうな子でさえ色で差別をするんだなー、なんて思って悲しくなって。
それだけなら、まだ良いですよ。
その後パイクプレイスでジャム買ったんですよ。
お店の金髪白人のお姉さんが、別れ際に「バイバイ、黄色い人」って。
いや、まいった。
オウム返しで「バイバイ、白い人」って言おうと思ったけど、やめた。
ニコニコしよう。ニコニコ。

その日の夜。
まぁ、夜は明けかけてたんだけど。
寝る前に歯磨いて、口をゆすいでたら「ブーーーーーーーーーーーン」って羽音がして。
元気な蝿だなぁって見たら、黄色いヤツ。
小バエ、蚊、蝿の次にやってきたラスボス。
ムシして寝れば良い。日昇ってるんよ。
なんなら洗面所に閉じ込めてしまえば良い。
そう思って洗面所出てドア締めて。
しかし、それは責任ある行動だろうかと自問自答。
ルームメイトが起きてシャワーを浴びるときに、「アッー!」なんてあったらね。
我々、人間が群生していてそれの理由はこの自然界の中で死ぬまで生きるため。
つまり、アッー!なったら面倒だな。
しかも、使い捨て型黄色いヤツじゃないのよ。
危ないヤツよ。
責任ってのは行動について回る反応の一種で、取るも取らないも無いからね。
ごめんね。
生存競争なんだ。
共生は出来ない。

ドアを少し開ける。
洗面所入る。
びびった。
いないの。
どうする?寝る?
いや、やる。
密室と神経ガス。
なんだ、そういうことか。
5秒ほど噴射。
中に入って確認したいけど、それじゃ俺も虫と同じ運命をたどるかもしれない。
私はベッドに入った。

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