2016年2月9日火曜日

NYC住宅事情

アメリカ合衆国ニューヨーク州にあるニューヨークシティ。
通称NYC。
マンハッタン島にあるこの街は多くの人々を引き寄せる。
観光や仕事で訪れたことがある人も多いと思う。

タイムズスクエアやウォール街、五番街など名所は沢山ある。
日系の企業も数多くある。
広いアメリカは西海岸と東海岸、南部、中西部と分けられる。
東海岸の代表的な都市の一つがニューヨークと言えるだろう。

ニューヨーク州とニューヨークシティは、雲泥の差がある。
ニューヨークシティは都心であり、銀行家が活動するシティでもあり、そこを離れると結構な田舎だ。
このシティ、歴史的には500年くらいと短い。
しかし随分前に発展をしてしまい、以来抜本的な改革もしていないから住宅状況は決行酷い。
再開発をする暇も無い、と言った方が良いのだろうか。

建物が古いというのも、なかなか考え物だ。
古い建物は水道が通っているモノの、水道管が細いようで水圧があまり高くない。
水圧の弱いシャワーでシャンプーを流すのは一苦労する。
エアコンも窓にはめ込んで取り付けるタイプのモノになる。
小型で効率が良いようにも見える。
日本でも販売したらどうだろうか。
壁に穴を開けなくても済むという事なのだろうが、それは同時に換気扇がないということも意味する。
辛ラーメンを作ると、部屋中に凄い匂いが広がる。
トイレも換気口は、あるにはあるが、ファンが付いてない。
理論上風は通るかもしれないが、風呂上がりなど湿気対策は別に取る必要がある。

決して住めないレベルではない。
が、これで月々2000ドル以上する。
似たような物件を東京の都心で探すことは、関東大震災、東京大空襲などあり罹災した家屋が多いため、難しいと思う。
新宿に月三万の風呂無し鍵無し畳の一間という物件があるらしいが、都内で20万くらい物件は、もっと近代的な建物で絶対にマシなはずである。
都内の20万ほどの物件を借りるには、おそらく月々4000ドル位出す必要があるだおる。

NYCの安い物件でも1500ドルほどのがあるが、治安上の懸念がある。
newyork crime mapというグーグルで検索すると、犯罪の発生データが地図上で表示するサイトが出てくる。
一番悪いのは、ダウンタウンだが、悪いところは家賃が安いところだ。
安いところは、80年代90年代はもっと酷く最近は良くなってきたらしいが、東京と比べると治安が悪い。
また再開発されたビルが公営住宅だったりして、低所得者に月々5ドルで貸し出されている。
先日、NYCであった射撃事件も犯人が公営住宅に逃げ込んで自殺したという事件だった。
所得と犯罪率は関係あると言うが、気になるのは低所得者の犯罪は低所得者の住む地域で起きているという事だ。
道一本挟んで、高級住宅地という場所がある。
悪さをする奴らは、この道をまたがずに、ホームで悪さをする。

高級住宅地に住むにしろ、安いところに住むにしろ、アパートを借りるには、収入を証明する必要がある。
月々の家賃の二倍から三倍が必要となる。
そうなってくると、なんだかもうよく分からなくなる。
ある程度収入があるのに、ぼろいアパートをふっかけられて、危険と隣り合わせ。

一軒家を借りたかったら、となりのニュージャージで借りるという方法もある。
マンハッタンに住むことにこだわらないなら、これも一つの方法だろう。
東京に住まずに川崎に住むのと似ている。

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