2016年1月28日木曜日

Windows Store Appについて 01

Windows Store Appを甘く見ていました。
よくよくよく、考えてみると、面白いですね。
まさに、モバイルアプリ戦国時代と例えることが出来ると思います。
どういうことか、説明しましょう。

モバイル端末の革命はiPhoneから始まったと考えてみましょう。
小型コンピュータであった携帯電話が、さらにコンピュータ化しました。
iモードなどでアプリをダウンロードし、携帯にアプリを入れる時代は来ていましたが、App Storeの登場により、モバイル端末アプリ市場が急速に拡大しました。
これに追随するように、Android端末が出ました。
スマートフォンの普及が進むにつれて、各陣営はアプリの市場を手に入れました。

また、開発者にとってもおいしい話でした。
アプリを販売し収入を得たり、アプリからの広告で収入を得たり、既存のWebアプリの市場を奪っていきました。
Webという共通のプラットフォームから脱却し、OS空間でのアプリという市場。OSの元締めからしたら、おいしい話です。

Windows8からモバイル端末を意識した、Store Appが出来ました。完全に、OS空間でのアプリ市場を見据えたモノです。
私は、てっきり、C#を使った一つの言語空間だとばかり思っていました。

しかし!!!

Javascript、HTML、CSSを使ってアプリの作成が出来るという、WebアプリもStore Appで利用できるという、開発者にとってはありがたい話です。
iOS用、Android用と、開発者はそれぞれの言語を理解し、場合によっては勉強する必要があります。
HTML、CSS、Javascriptを使えるフロントエンドデベロッパーが、アプリを作れるというのは、とんでもない開発者の囲い込み/取り込みのようにしか私には思えません。

今後、HTML5が発展・普及するにつれて、Webアプリは、今までパイを奪ってきたモバイルアプリ市場から、パイを奪い返すことになります。
アプリをダウンロードせずに、URLにアクセスするだけで使えるアプリ。
HTML5についてる、IndexedDBを使ったアプリは今後増えることでしょう。

IndexedDBの問題点は、まだ技術的に確定していないことです。
2014年に、IndexedDBを使ったアプリを開発したことがありますが、その時は泣きを見ました。
DBへの接続方法が、大きく変わり、ブログで公開されている方法を試してみても動かなかったのです。

Windows Store Appは、Web Appに対応している。
なんというズルでしょうか。
Visual Studioになんで、JavaScriptがあるんだろう、と思っていました。
ふと気になって、Windows Store App JavaScriptと調べて見ると、げげげげーと。
2014年当時から、出来てたのに、そんなこともしらずにWebApp作ってましたよ。
まぁ、Windowsのモバイル端末やStore Appがどれほど普及してるかは、別問題ですけど、Windowsですよ。
でかいマーケットだと思いますよ。
どーですか、フロントエンドデベロッパーの皆さん。
Windows Store App作りませんか?

0 件のコメント:

コメントを投稿